仕事と家事育児でただでさえ忙しい毎日なのに、習い事をするなんて無理!
でも色々な体験をさせてあげたいし、興味があることはやらせてあげたい。
2020年にEPARKが50人のパパママに行ったアンケートによると、習い事を始めた年齢は1位が4歳、2位が3歳、3位が5歳。
自分でやりたいことの意思表示ができるようになる、年少以上がスタート時期の目安のようです。
年長の娘をもつ私が、5つの習い事を試し実体験をもとに保育園児が習い事をするメリットや、少ない負担で通わせるポイントをまとめました。子どもが習い事に興味を持ってきて、迷っている方の参考になれば幸いです。
保育園と幼稚園の違い
幼稚園と保育園では、そもそもの定義や組まれるカリキュラムが全く異なります。
では具体的にどう違うのでしょうか?
保育園=生活の場所
厚生労働省が管轄する、保育のための児童福祉施設です。
基本的な生活習慣や、友達や先生との関りから社会性を身につけることに重点を置かれています。
親の仕事によっては1日12時間以上過ごす子もいるくらいですから、第二の家のような感じですよね。
幼稚園=教育を受ける場所
文部科学省が管轄する、教育のための施設です。
椅子に座って先生の話を聞いたり、読み書きを習ったり、また英語や体操といった独自のカリキュラムがある場合も。
降園時間後の園内で絵画教室や音楽教室などを設けている園もあり、様々なことに触れられる傾向があります。
習い事でカリキュラムや環境の差を縮める
保育園児は、幼稚園の豊富なカリキュラムに比べると、様々なことを体験するチャンスが少なくなる傾向にあります。
習い事をさせることで興味関心の幅を広げたり、可能性を伸ばすことができますよ。
また赤ちゃんの頃から一緒の友達や先生と生活するのが当たり前になっているので、自立が求められる就学が不安という方も多いはず。
習い事を通して新しい友達を作ったり、厳しい先生と関わることは就学のための準備にもなります。
習い事のメリットデメリット
習い事を始めるというのは、ただでさえ大変な毎日にさらなるミッションを課すことになりますよね。
苦労や大変さに見合うようなメリットはあるのでしょうか?
「やっぱり大変?」保育園児が習い事をするデメリット
- 送り迎えが負担になる
- 土日に習い事の予定を入れたら休みに出かけられない
- 習い事によっては家での練習など宿題が出る
「不安な就学対策にも」保育園児が習い事をするメリット
- 保育園生活で体験できないことに触れることができる。
- 興味関心を広げ可能性を伸ばすことができる。
- 自主性・積極性が生まれる。
- 保育園以外での友達ができる。
- 慣れない環境への適応や自分のことは自分でするという就学に向けた訓練ができる。
小学校の授業を静かに聞いていられるか不安という場合は、学習系の習い事を始めてみるのもいいかも。
習い事を長続きさせるポイント
色々とやってみることも大切ですが、長く続けてこそ形になりますし、継続することの大切さも学んでほしいものです。
どうしたら親も子も無理なく続けられる習い事を見つけられるでしょうか?
子ども自らがやりたがっていること
本人が習いたいといった習い事をするのが一番大事です!
私が説得や刷り込みをして、親の憧れで始めさせたバレエや音楽教室は本人のやる気が続かず3か月で辞めてしまいました。
まずは体験レッスンなどに参加してみて、興味を持つかどうか様子を見るというのも定番ですよね。
でもまだやりたいことがはっきりしないうちは、無理に始めなくてもいいかもしれません。
送迎のしやすさを重視すること
パパやおじいちゃんおばあちゃんに送迎を依頼する際、家や駅の付近だと気軽にお願いできますよ。
場所だけでなく、あまり自分の負担にならないような曜日や時間帯を選ぶことも大切です。
仲良しの友達と通うこと
「仲良しの子がやっているから」という動機はいかがなものかと思っていた私も、今は大賛成。
なぜなら友達がいたほうが新しい環境でも馴染みやすく、習い事自体も早い段階で楽しめるようになったと感じているからです。
特に保育園児は幼稚園児に比べ、少人数で長く濃い時間を過ごすため仲間意識や絆が強いと思います。
保育園の友達がいれば、家族と一緒にいるくらいの心強さがあるようです。
共働きで習い事をさせるためのポイントは?
子どもが興味を持っている習い事がいつどこでやっているのかを軸に、スケジュールを考えていくことになるのは前提ですが…
土日に通う
土日のクラスは人気があり定員がいっぱいになるのも早いです。
我が家が以前通っていた音楽教室も、土日は見学の時点で定員ぎりぎり!
入会枠を抑えてもらった上で見学に行きました。候補があれば早めに問い合わせてみることをおススメします。
平日の夕方・夜に通う
平日に習い事をして、休日は自由に過ごせるのが理想だという家庭も多いと思います。
でも仕事の後に習い事の送迎をして、遅い夕飯にお風呂、翌日も会社だと思うと気が重いですよね。
平日の習い事をするのであれば、週末に近い曜日だと心の余裕が違いますよ。
他の人に送迎を依頼する
どうしてもやりたい習い事の時間に帰れそうにない、という場合は他の人の手を借りるのも一つの方法ですよ。
おじいちゃんおばあちゃんや、ファミリーサポートの利用、ママ友と協力し合うなど、自分に合った手段を考えてみてください。
保育園児に人気の習い事
- スイミング
- 通信教育
- 英語
- 体操教室
スイミング
いざという時に自分の身を守る術にもなるので、いつの時代も男女関係なく人気です。
基礎体力が身に付くので、重たいランドセルを背負っての通学が心配な子にも。
英語
小学校でも英語が必修となったこともあり、ますます英語力が必須になってきます。
保育園にも月に1回英会話の先生が来ていましたが、今はコロナ禍ということで来られなくなってしまいました。
我が家では今オンライン英会話の受講を検討しているところです。
体操教室
運動が得意な子は小学校でも一目置かれますよね!
体の柔軟性やバランス感覚が身につき、けがをしにくくなるというメリットもありますよ。
思い切り体を動かすことができるので、夜なかなか寝てくれない!という悩みのある方にも、おすすめ。
通信教育
こどもちゃれんじをやっているお友達は多い!我が家はワークが溜まっていくのがプレッシャーでやめました…
タブレット教育のスマイルゼミも半年間続けて飽きてしまいましたが、ひらがなが上達しましたよ!
今我が家は知育おもちゃをレンタルをして、私の手間ゼロの知育教育をしています。
まとめ
保育園児は、どうしても幼稚園児に比べて園生活の中で体験できることの幅が狭くなりがちなのが現実です。
「忙しいワーママ生活に自ら拍車をかけるなんて正気⁈」とも思うけど、子どもの可能性を伸ばしてあげたいと思うのが親心。
できるだけ無理のないように、場所や時間を工夫しつつ、やりたいことにチャレンジさせてあげられるといいですよね。
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