吃音が気になっていても、「いつから何をすればよいのかわからない」と
様子を見続けている親御さんも多いのではないでしょうか。
我が家も息子の吃音について2年以上、様子を見ていました。
療育センターに通うきっかけや治療が始まるまでの経過をまとめました。
まだ始まったばかりなので、どうなっていくかの記録にもしていきます。
少しでも参考になったら嬉しいです。
治療方針が決まるまで〇か月!
治療方針が決まるまで6か月かかりました。
ざっくりと以下のように進みました。
メモ
4月 親のみでケースワーカーの方と面談
6月 本人を連れて小児科の先生の診察
7月 臨床心理士の先生と発達検査
8月 言語聴覚士の先生と耳の聞こえと言葉の検査
9月 言語聴覚士の先生との治療スタート
10月 小児科の先生からの総括4月
療育センター、時間かかるよ~とは聞いていたけど、まさかの半年!
吃音の原因についてしっかりと見てくれました。
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都度仕事の都合をつけるのがちょっと大変です
金銭的な負担はある?
我が家がお世話になっているのは社会福祉法人が運営している施設です。
保険診療になるので、保険証+小児医療証もある我が家は自己負担ゼロ。
医師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、臨床心理士、ケースワーカーなど
たくさんの専門家の方が個々に合わせて対応してくれます。
療育センターに通い始めたきっかけ
言葉がたくさん出始める2歳頃から吃音が出ていました。
「くくくくるま」「くーーーーーるま」「くっ・・・るま」など、
いろいろなバリエーションでどもっていたんです。
3歳、4歳になったら自然に治るのではと「様子を見て」きましたが、
保育園や小児科の先生の勧めもあり4歳(年少の春)に決断しました。
保育園の先生からすすめられていた
保育園の面談の際に私が「吃音ではないか気になっている」と話したところ
園でも同じ見解で療育センターに相談してみてはと言われていました。
3歳児(年少の一つ下の学年)の頃から考えていたんです。
でも夫がなかなか首を縦に振りませんでした。
反対していた夫が納得したワケ
夫は療育センターに行くことを反対していました。
息子が「障がい者」の扱いを受けるのがいやだからということでした。
気分を害される方も多いと思います。すごく偏った考え方だと思います。
夫の考えが変わったきっかけは医師の一言。
保育園で受けた内科検診のコメントで「吃音があるかもしれない」
「専門機関への相談を勧める」というメモを見て一転しました。
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息子にはどう説明して連れて行った?
ママが相談したいことがあるからついてきてほしいと言っています。
療育の先生も上記のように説明すればいいと言っていたので、
年少さんにはこれくらいの説明で大丈夫と言うことなんだと思います。
「行きたくない」と言わない?
「行きたくない」と言われたことはまだありません。
療育センターの先生たちはみんな子どもの扱いに慣れていて、
優しいし、聞き上手、盛り上げ上手なのでいやな印象はないようです。
プラスの印象を持ってもらうための工夫
できるだけいい印象を作っておきたくて、お昼前後のときは二人でラーメン屋さんへ
行って特別感を演出したり、早めに出て時間まで公園で遊んだりもしています。
保育園の登園時間に遅刻したり、早退するのも嬉しいみたい。
6か月待っても夫に反対されても相談して良かった!
吃音が気になっての療育センター通い、思い切って始めてよかったです。
先輩ママにこの話をすると、同じような事情で通っていた人が複数いました。
あまり深く考え込まずに専門の人に話してみるのって大事!と実感しました。
治療がスタートしたばかりなので先のことはわからないけど、
- プロの相談相手ができた
- 息子に合った対応の仕方を学べている
- 孤独感やもやもやした不安感がなくなった
この3つは確実に私にとって助けになっています。
言語聴覚士の先生から勧められた本がとてもわかりやすかったのでシェアします。
マンガになっていて軽く読み切れました。
同じ悩みを持つママパパの役に立てたら嬉しい!一生にがんばりましょう!